多少の手抜きが必要

女性の社会進出はますます進み、結婚や出産をしても社会で働き続ける女性は非常に多くなりました。
夫婦二人だけの生活の時は仕事と家事の両立は比較的負担をあまり感じない場合が多いですが、子どもを産んだ後は一気に状況が変わると言えます。
専業主婦の場合でも一日中赤ちゃんのお世話をしながら家事をすることはとても大仕事になってくるのに、さらに仕事を持っているとなるとその大変さは計り知れません。
家事、育児、仕事と24時間休みなくフル稼働している母親が、疲労困憊し精神的にも落ち込んでしまうことは多々あります。
全てしっかり両立させたいと考える母親は多いようですが、完璧さを求めず50%くらいの出来を目指すことが一番の近道と言えるかもしれません。

仕事と育児は最も力を入れたいところですが、家事についてはどれだけ手抜きができるかがポイントになってくるでしょう。
掃除や洗濯といったことは休みの日に一度にやるように心がけ、普段散らかっていても気にしないおおらかさが大切です。
食事に関しても宅配サービスを利用したり、作り置きを冷凍庫に入れて置くなどとにかく自分が楽になる方法を実践していきましょう。
育児に仕事にがんばる母親は何でも一人でこなそうとがんばってしまいがちですが、周囲にしっかり甘えることも非常に大切です。
完璧にこなそうとせず、できない自分も受け止めながら周りからしっかりサポートを受けること、これが両立への近道になってくると言えます。